好きよキャプテン
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佐紀ちゃん…ゴメン…

もうここには帰って来ないつもりだった

そう、僕にはここに帰る権利なんて存在しない

余りにも厚顔無恥ではないか

あんなにひどいことをしておいて

またここに帰ってくるなんて…

 

 

でも…

 

 

気付けばドアの前に立っていた

 

 

外は春の嵐であった

僕は傘もささずにドアの前に立っていた

 

 

小さな人影が歩いてきた

僕が目の前に立っているドアを目指して歩いてきた

僕のほうを目指して歩いてきた

 

 

 

「お帰りなさい」

 

 

「…」

 

 

「ほら、濡れちゃうよ?」

 

 

「…」

 

 

「ほら、早く中に入って!お風呂入らないと風邪ひいちゃうよ?」

 

 

嵐のお陰で

僕はどれだけ涙を流しても

佐紀ちゃんに気付かれなかった

初めて嵐に感謝した

 

 

 

 

 

 

 

 

『涙くんさよなら』という曲がある

 

 

 

涙君さよなら さよなら涙君 また会う日まで

君は僕の友達だ この世は苦しいことだらけ

君なしではとても 生きて行けそうも無い

だけど僕は恋をした すばらしい恋なんだ

だからしばらくは君と 会わずに暮らせるだろ

涙君さよなら さよなら涙君 また会う日まで

 

 

 

正直な話

恋をしたら涙は出るだろ?と思わなくもないが

この歌の『涙君』を『佐紀ちゃん』にすれば

大体は間違っていない

 

 

 

いくら佐紀ちゃんに恋しても

佐紀ちゃんの温もりは

握手会でしか

営業用の握手会と営業用のスマイルしか

手に入れる事が出来ないわけだ

僕は恋をして佐紀ちゃんを捨てた

 

 

 

しかしだ…

 

 

 

僕は恋を止めた

別に誰が悪いわけではない

僕が恋を止めれば

全体が上手くいく

そう思ったから僕は止めた

 

 

 

だから僕は…

再び佐紀ちゃんなしでは生きていけなくなった

 

 

 

ただいま、佐紀ちゃん

風邪は万病の元

頭が重い
目覚ましが鳴ってるにも関わらず
僕は頭が重くて起き上がれない



佐紀ちゃんが僕の異変に気付く
そう、いつもは目覚ましより早く起きて
目覚ましを鳴らさない僕が
目覚ましが鳴っても起きてこないのだ



扉を開けた佐紀ちゃんの顔を伺う
佐紀ちゃんは心配よりも
むしろ怒ったような顔



「だから無理しないで、って言ったじゃない!」



佐紀ちゃんが怒るのはもっともな話だ
そりゃ僕だって
無理しない方がいいことくらい分かってる
分かってるけど…



おでこに手を当てる佐紀ちゃん
佐紀ちゃんの小さな手が
冷たくて心地よかった



「こんなに熱くなってる…」



言うや否や僕の部屋を出ていき
体温計と薬
それにタオルと着替えまで持ってきた
本当に気が利く子だ



熱を測り薬を飲む
そして着替えようとしたとき



「きゃっ」




…熱の所為かな…




佐紀ちゃんがいることを失念していたようだ…




佐紀ちゃんは顔を真っ赤にして出て行った
佐紀ちゃんは本当に可愛いなぁ…

















熱が出ました
頭が朦朧としております
が、仕事は休めません




とりあえず朦朧とした頭で考えたことは






佐紀ちゃんが欲しい…






佐紀ちゃんの手はきっと冷たくて気持ちいい





それだけでした






でも、仕事になるからサラリーマンは不思議な生き物です

風邪気味

目を覚ますと喉が痛かった

「おはよ~」

この一言で佐紀ちゃんが僕の体の異変に気付く



僕に詰問
そう、もはや詰問と言っていい調子で
僕の体の異変について心配する



佐紀ちゃんの心配そうな顔を見ていると…
そして、もし休むよ、とか言ったら
きっと佐紀ちゃんは自分も休んで
で、かいがいしく看病をしてくれるに違いない



そんな事を思いながら僕がとった行動は…



「これしきのことでサラリーマンが会社を休めるか!」













やはり日本男児たるもの好きな女の子の前では
弱さを見せるわけにはいきませんからね
でもね、佐紀ちゃんをますます心配させるだけなんですよね
それが分かってても佐紀ちゃんの前では倒れるまで見栄を張りたい
そう、風邪気味の体に鞭打って必死に定時に仕事を終わらせて
で、佐紀ちゃんの写真を買いに行く
そんな必死な男でありたいもんです




あ、日記でしたね、これ



今日、佐紀ちゃんの写真を買いに行きました
佐紀ちゃんは相変わらず可愛くて風邪も一発で治りそうです…

日記、始めました

最近、佐紀ちゃんと脳内で会話している自分に気付いた



佐紀ちゃんが気になりだしたのは
夏のW & Berryz Wスタンバイからだ



僕がレスペクトしてやまない
ハロー!最狂の天才
ののたんこと辻希美さんが何かにつけて
寸劇で佐紀ちゃんに声をかけるのである



もちろん寸劇の台詞の一環であり
ののさんの天才的アドリブなのであるが
そのコメントが余りに愛に溢れていたのである



それは同じユニットリーダーとしての立場が
そうさせるのかな?
はじめはそんなことを思っていた



思ってはいたが
寸劇の『のの佐紀』から目が離せなくなった
そして気付けば…
Wが出ていないとき(要するにBerryzの時)
佐紀ちゃんばかり見ている自分がいた



佐紀ちゃん
佐紀ちゃんは確かに
梨沙子ちゃんや雅ちゃんのような
年齢不相応の容姿ではないし
桃子ちゃんのような
アイドルとしてのビームを放つわけでもない
一見は…その…
まあ、言ってみれば普通の子、っぽい



しかし、である
佐紀ちゃんは見れば見るほど可愛い
ホッとさせてくれる何かが佐紀ちゃんにはある



そして佐紀ちゃんは一生懸命である
ホントに頑張ってる
佐紀ちゃんのダンスは
一番肢体が短いにも拘らず
どこで踊っていてもよくわかる
(ちっちゃいから逆に目立つ、とか言うな!)




そして佐紀ちゃんは誰よりも
Berryz工房のことを考えている
もう一度
WスタンバイのDVDを見て欲しい
佐紀ちゃんが一番輝いているのは
熊さんや徳さんを観客に呼んでもらう時の
『せ~の~』と言ってるときの顔だ
そう、佐紀ちゃんは他のメンバーの自己紹介の時が
実は一番輝いている
それはキャプテンだから



そんな一番ちっちゃいのに
最年長で一番しっかりものの
可愛いキャプテンに
気が付けば恋をした



辛いとき
悲しいとき
嬉しいとき
寂しいとき
人間にはいろいろな感情が沸き起こる
そしてそんな時
人は大切な人がいれば
負の状況では
いないときより遥かに容易く乗り切れるし
正の状況では
いないときの二倍、いや、それ以上の喜びを分かち合える



そう、僕にとってそんな大切な人は
Berryz工房キャプテン『清水佐紀』なのだ



2005年1月
年明けも間もない今日、それに気付いた






そんなわけでキャプテンとの日々を綴っていこうと思います